ハイヤー・パーチェス法 (hire-purchase Act)とは

ハイヤー・パーチェス法 (hire-purchase Act)とは
ハイヤー・パーチェス法 (hire-purchase Act)は、英国の旧割賦販売法(1938年制定、1965年改正)。割賦販売による取引商品は、借り手(購入者)が完済するまで、売り手(または金融・クレジット業者)の所有権に属し、返済期間中(完済前)は、金融会社が購入者に「賃貸」する形式をとります。消費者は最終弁済を行うことによって、当該商品を「買い取る選択権」が与えられます。買い取りたくなければ権利の行使(完済)をしなければいいのです。逆に、例えば24回払いのうち、たとえ残りの1回分だけ支払いを延滞したとすれば、それまで支払った金額にかかわらず、金融業者は当該商品を取り戻す(snatch back)ことが、法的に認められていました。厳密には「買取選択権付賃貸借契約」と訳されます。1974(昭和49年)、英国でも消費者信用法(Consumer Credit Act)が制定され、消費者はこの法律で保護されることになりました。消費者信用法では、通常のクレジット販売取引を「信用販売契約(credit-sales agreement)」と規定しています。この場合は、分割払いであっても、商品は契約成立と同時に購入者の所有に帰ります。従来の「ハイヤー・パーチェス法」は、「条件付売買契約」として規定されているが、クーリングオフの適用など、消費者保護規定が盛り込まれています。
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