金融検査マニュアル(inspection manuals for financial institutions)とは

金融検査マニュアル(inspection manuals for financial institutions)とは
金融検査マニュアル(inspection manuals for financial institutions)は金融庁が銀行等の金融機関に対する検査を実施する際の指針を取りまとめた手引書をいいます。このマニュアルにおいては、金融検査は自己責任の原則に基づく金融機関経営を補強するものとの考え方を基本に、@当局指導型から自己管理型への転換、A「資金査定中心の検査」から「リスク管理重視び検査」への転換、に重点を置いています。金融検査マニュアルでは、「法令等遵守態勢」と「リスク管理態勢」について規定し、各々チェックリスト等により、検査を行なう際のチェックポイントを示しています。まず、法令等遵守態勢については、経営陣が金融機関の社会的責任と公共的使命を柱とした「企業倫理」を構築し、法令等が遵守される態勢を整備しているか、次にリスク管理態勢については、自己責任原則のもと、経営陣・監査役や会計監査人等の役割と責任を明確化するとともに、経営陣等が各種リスク管理の重要性を認識し、リスク管理のための方針を策定し、態勢の整備等を行なっているかがチェックされます。なお、各種リスク管理については、信用リスク、市場関連リスク、流動性リスク、事務リスク、システムリスク、というリスク区分を踏まえて、管理態勢が検査されます。また、毎年見直しが行なわれ、2002(平成14)年には「中小企業融資編」が別冊として追加されました。
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