FTC(Federal Trade Commission)とは

FTC(Federal Trade Commission)とは
FTC(Federal Trade Commission)はアメリカの連邦取引委員会のことで、1915年「Federal Trade Commission Act(連邦取引法)」に基づいて設置された独立政府機関です。大統領に選任される任期7年間の5名の委員(commissioners)によって構成され、執行機関として競争局(Bureau of Competition)と消費者保護局(Bureau of Consumer Protection)とに分かれます。FTCの目的は、同法5条に定められ1915年の制定時には「商事(commerce)における不公正(unfair)な方法の競争を防止する」ことを定めていましたが、1938年の改正により「不公正または欺瞞的(deceptiv)な行為」も禁止対象とされました。そして、不公正行為等を禁止する権限も定めています。FTCの具体的な活動としては司法省反トラスト局と共同してクレイトン法(Cloyton Act,1914)を執行し、また独自に公正信用報告法(Fair Credit Reporting Act)と貸付真実法(Truth in Lending Act)などを執行することです。すなわち、信用情報の不公平な利用、情報開示義務の違反や不公正な金利表示、不公正な審査、不公正な取立て行為などを取り締まるということと公正包装表示法(Fair Packaging and Labeling Act)などに基づき不公正なまたは欺瞞的表示の取締りを行ないます。なお、わが国の公正取引委員会は、このFTCにならって設置されましたがFTCの方がより広範囲な「消費者保護」の権限をもっています。
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